【最新】AI文字起こしツールおすすめ7選!仕組みや選び方を解説

会議の音声を文字起こしする場合、従来の方法は録音した音声を聞きながら、手動で文字を書き起こしていました。しかし、最近では、AIを活用した文字起こしをすることが増えてきています。

本記事では、おすすめのAI文字起こしツールの選び方と、特におすすめの7つのツールを紹介します。

AI文字起こしツールを使って文章を作成したい方におすすめの記事です。

ai-transcription

AIによる文字起こしの仕組みとは?

AI(人工知能)は、人間の脳に似た処理能力があるため、学習や判断、分析などができます。大量に読み込ませた音声や映像のデータを学習させることで、ICレコーダーの音声やスマホの動画などを解析し、テキストを生成することが可能です。

一般的な文字起こしの流れは、AI搭載のサービスに音声データなどをアップロードして文字化させます。

このAIによる文字起こしにより、情報の整理がスムーズに行われ、ビジネスシーンや日常において活用されるようになってきています。

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AIで文字起こしツールを活用するメリット

AIによる文字起こしをするメリットは、その使いやすさと優れた効率性にあります。

従来は、録音した音声データを聞き返しながら文字化しており、作業時間とコストがかかっていました。しかし、AIの文字起こしを活用することで、音声をアプリやプログラムにアップロードするだけで迅速に文字化が可能になります。

さらには、AIは継続的に学習を重ねて精度を上げていくため、人間の手作業より正確さが上回ることが期待できます。

以上のことから、AIで文字起こしをすることにより、業務の効率化やコスト削減を実現しており、AIはビジネスシーンにおいても不可欠な存在となってきていると言えるでしょう。

AI文字起こしツールの選び方

AI文字起こしのツールは、さまざまな種類があります。そのため、購入やインストールする際には、評価や口コミ、料金、使いやすさ、言語対応などを比較検討する必要があります。

ここからは、ツールを選ぶための重要なポイントを5つわかりやすく紹介していきます。

ツールを選ぶ前にデバイスのストレージやスペックを確認する

AIによる文字起こしのためのソフトやアプリを選ぶ際は、まずご自分のパソコンや携帯電話のストレージに余裕があるか確認しましょう。

インストールやダウンロードする際に、容量が圧迫されないように注意してください。「容量が少ない」というメッセージが出た場合は、使用中のソフトやアプリの見直しをおすすめします。

そのほか、文字起こしサービスのウェブサイトを使用すると、サーバー環境で演算処理などが行われるため、デバイスのスペックに依存せず処理がスムーズに処理が進みます。処理能力が低いデバイスでは文字起こしが遅くなることもご注意ください。

ソフトやアプリ、ウェブサイトそれぞれに特徴がありますが、オフライン環境ではウェブサイドのほうが不利になることもあります。

ご自分の使用するデバイスに適したツールを選ぶことが大切です。

音声認識の精度や評価が高いツールを選ぶ

重要な会議やインタビューなどのAIによる文字起こしを行う際には、精度の高いツールを選びましょう。音声認識制度が90%以上のツールをおすすめします。

精度が低いツールを使用すると、期待通りに文字起こしができない場合があり、その結果、あとから手修正が必要になることがあります。

製品の評価やレビューを確認することも大切です。すでにツールを使用したユーザーのコメントを参考にすることで、ツールに対しての率直な感想やメリット・デメリットを把握できます。導入実績が豊富なツールもおすすめです。

ビジネスシーンややり直しができない文字起こしをする場合は、上記の点に注意することが成功のカギとなります。安価だからといって精度が低いツールを安易に選ぶことは避けましょう。

念のため、日本語対応可能な顧客サポートセンターがあるツールを選ぶのも良いでしょう。

必要機能や多言語対応付きのツールを選ぶ

AI文字起こしツールを選ぶ際には、事前に使用目的と必要な機能を確認してから選びましょう。さまざまな機能の使いやすさ(操作のしやすさ)などもチェックしてみてください。

会議やインタビューで外国語を私用する場合には、多言語対応(翻訳機能)が必要になります。英語に限らず、さまざまな言語に対応するツールであれば、複数の言語を使用した音声でも文字起こしをスムーズに行うことができるでしょう。言語の壁を感じずに、より多様な状況下でツールを使用できるのが大きなメリットです。

そのほか、以下の機能が装備されたツールもあります。

  • 録音機能
  • 動画の字幕付け機能
  • 雑音の除去機能
  • 辞書登録機能

コールセンターなどの通話の文字起こし機能 など

利用料金や時間が適正なツールを選ぶ

AIの文字起こしツールには、「無料」と「有料」のものがあります。

無料ツールは、使用できる時間や機能、精度に制限があることが多いため、予定している文字起こし作業に対して有料ツールが必要かどうかを事前に検討することが大切です。

有料ツールの月額料金は0~5万円程度で、利用時間は10~200時間ほどに設定されていることが一般的です。まずは、無料版や期間限定のトライアルを試してみると良いでしょう。複数のツールを試して比較検討することにより、自分に最適なツールを見つけやすくなります。

会議や録音時間などを事前に把握したうえで、必要に応じて月額料金のみの使い放題プランも選びましょう。特に長時間の文字起こしが必要な場合、使い放題プランのほうがコストパフォーマンスに優れています。

参考:https://www.smartshoki.com/blog/mojiokosi/recommend-tool-9selections/

安全性がしっかりしたツールを選ぶ

ビジネスや社内で使用する際には、安全性の高いツールを選ぶことが非常に大切になります。内部機密情報をしっかりと保護し、競合他社に漏洩しないように注意を払いましょう。

必要に応じて、オフライン環境下で使用可能なツールや、自社専用のクラウドサーバーで管理できるツール、データのプライバシーを確保する機能が充実したツールなどをおすすめします。

また、機密情報を取り扱う場合は、機械学習を行わないツールを選ぶことが肝要です。機密情報の文字起こしと同時にその内容が機械学習に使用されると、情報漏洩の危険性が高まります。

公表前の会議内容や機密情報のレベルに合わせて、安全性対策を施したツールを選択してください。これにより、情報漏洩のリスクを大幅に軽減し、業務を行うことができます。

参考:https://www.smartshoki.com/blog/mojiokosi/recommend-tool-9selections/

AI文字起こしツールおすすめ7選

次に、おすすめのAI文字起こしツール7選をご紹介していきます。ツールを選ぶ際には、特徴やコスト、機能などをチェックすることにより、最適なツールを見つけてください。

それでは、各ツールの特徴を見ていきましょう。

MyEdit

「MyEdit(マイエディット)」は、音声編集ツールが充実しています。音声や画像をオンラインで編集するため、スマートフォンのストレージを圧迫せず、録音したMP3データをアップロードすれば、自動的にAIの文字起こしされます。商用利用が可能です。

初期費用

要問い合わせ

AIクレジット購入をする場合、別途必要

料金プラン

■無料

・1日の生成回数やツールアクセス、ダウンロードに制限あり

(クレジットを消費して使用可)

 

■オーディオ編集プラン【有料】

・580円/月 or 6,960円/年

・全ツールの使用可

・ダウンロード無制限

・多言語対応

主な機能

対応する言語など

■画像編集

■音声編集機能

■AI作成ツール(文字起こしなど)

■AI修復ツール

 

■対応する言語: English, 中文, 日本語, 한국어, Italiano, Français, Deutsch, Español, Português

■対応するファイル形式: MP3, WAV, FLAC, M4A

■最大ファイル長さ: 60 分

■最大ファイル サイズ: 600 MB

信頼性

運営元のCyberLink社は、1996年に設立。台湾本社の企業で、日本にも支社がある。「PowerDirector 365」などの製品を展開しており、信頼性は高いとされている。

 

参考:https://ai-workstyle.com/ai-myedit/#toc17

https://ai-workstyle.com/ai-myedit/#google_vignette

toruno

リアルタイムの AI 文字起こしが可能な「toruno」。ZoomなどのWeb会議に対応している便利なツールです。

録音した音声はオンラインで確認することができ、文字起こしの修正を音声を聞きながら行うことも可能です。画面キャプチャ機能もあります。

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

■個人向け 保存容量20GB

<無料プラン>

会員登録後、累計3時間まで

<有料プラン(1,650円/月)>

従量料金2.2円/分、月10時間まで

クレジットカード支払い

 

■法人向け 保存容量75~1,500GB

・9,000~135,000円/月

・従量料金270~300円/時

・登録ユーザー数1,000人

・請求書

 

主な機能

対応する言語など

■文字起こし機能

■音声録音機能

■画面キャプチャ機能

■ブックマーク機能

■議事録作成機能 など

 

信頼性

【文字起こし精度】ヘッドセット・イヤフォンマイクを使用した場合、9割超

 

Notta

「Notta(ノッタ)」は、タブレットやスマ-トフォンからも利用できる文字起こしツールです。インタビューや会議の録音データのうち重要ポイントを取り出します。

さらに、英語を含む58言語に対応した翻訳機能を活用することで、海外のマーケティング活動をスムーズに進めることが可能になります。

音声認識率は98.86%以上であり、教育機関から発行されたメールアドレスで新規登録すると50%割引が適用されます。

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

■フリー:0円

・120分/月

・1回につき3分まで使用可能

 

■プレミアム:2,000円/月

※2024年10月現在1,317円/月

・1,800分/月

・1回につき90分まで使用可能

 

■ビジネス:4,180円/月

※2024年10月現在2,508円/月

・文字起こし時間無制限

・1回につき5時間まで使用可能

 

■エンタープライズ:要問い合わせ

 

主な機能

対応する言語など

■音声・動画の文字起こし

■議事録作成

■スケジュール機能

■2か国語文字起こし、1か国語リアルタイム翻訳 など

 

信頼性

導入社数4,000社以上

Texter

モバイルフォンのアプリ「Texter(テキスター)」は、AI音声認識を利用した文字起こしを行うツール。簡単に音声データをテキスト化することができ、動画のテロップ作成も可能、句読点や疑問符の変換もサポートします。そのほか、iPadではマルチタスクに対応し、他のアプリと同時に使用できて便利です。

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

■Free:0円

・音声 1分/月

 

■Premium M:1,500円/月

・1週間お試し付き

・リアルタイム文字起こし

・高性能モードが利用可能(3時間)

 

■Premium M+:3,000円/月

・リアルタイム文字起こし

・高性能モードが利用可能(10時間)

 

■Premium Y:7,400円/年

・ビジネス向き

・リアルタイム文字起こし

・高性能モードが利用可能(10時間)

 

主な機能

対応する言語など

■音声から文字起こし

■画像・動画から文字起こし

■リアルタイム翻訳

■AI文字認識

■SNS共有 など

 

その他

Apple Watchでメモした内容をiPhone本体で文字化することが可能

 

Speechy Lite

「Speechy Lite(スピーチライト)」は、手軽に使えるAI文字起こしツールです。操作方法もシンプルで使いやすく、キーボードを使わずにテキスト入力が可能です。

また、テキストやオーディオファイルは他のアプリと共有でき、認識されたテキストを任意の言語に翻訳することができるため、海外出張や旅行にも便利です。

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

■無料

※アプリ内課金有り

 

■プロ版にアップグレード:880円/月

 

■音声をテキストに変換Speechy Pro版:1,500円/月

 

主な機能

対応する言語など

■文字起こし

■無制限の保存

■議事録作成

■文言編集機能

■スピーチ録音を再生

■88か国以上の言語対応 など

 

その他

テキストをEvernoteやDropbox、Googleドライブなどに共有可能

Googleドキュメント

ビジネスシーンでGoogle アカウントを使う人も多いでしょう。「Googleドキュメント」は、音声入力に対応しており、AI文字起こしツールとしても活用できます。Googleドキュメントを開いた状態で、キーボードのマイクのアイコンをタップすれば音声入力できます。

パソコンやスマートフォンからもアクセスすることができ、多言語にも対応。GmailやGoogle Sheetsとの連携もできて便利です。

初期費用

要問い合わせ

料金プラン

■パーソナル:0円

■Business Standard:1,360円/月

■Business Plus:2,040円/月

■Enterprise:要問い合わせ

 

主な機能

対応する言語など

■音声入力機能

■文書作成

■会議の録画

 

その他

マイクの許可などの設定が必要な場合あり

参考:https://www.ricoh.co.jp/service/toruno/column/google-transcription/

文字起こしさん

「文字起こしさん」は、日本語を含む約100言語に対応した文字起こしツールです。

音声認識技術「AmiVoice」を使用することにより、話者ごとの文字起こしが可能。

高い音声認識精度のため、短時間で数十分の音声を処理することができます。

パソコンやスマートフォンからオンラインで簡単に利用することができ、専門用語にも強いといった特徴があります。

初期費用

0円

料金プラン

■フリー:0円(会員登録なし)

・音声 1分/月

・1音声ファイル1分まで

 

■ライト:0円(無料会員登録)

・音声 10分/月

・1音声ファイル1分まで

 

■ベーシック:1,000円/月

・音声 4時間/月

・1音声ファイル最大90分まで

 

■バリュー:2,000円/月

・音声 4時間/月

・1音声ファイル最大90分まで

 

■プレミアム:3,000円/月

・音声 20時間/月

・1音声ファイル最大90分まで

 

主な機能

対応する言語など

■文字起こし

■1文単位の字幕ファイル作成

■話者分離機能

信頼性

フリープラン以外は、文字起こし履歴の閲覧と検索が可能

まとめ

この記事では、ボイスメモなどで録音した音声をAIで文字起こしする方法とおすすめのツール7選を紹介しました。

AI文字起こしのツールを選ぶ際には、必要な精度や機能、料金、時間、安全性などを確認することが大切なポイントです。

AI文字起こしのツールを私用で使うかたや品質は問わないという方は、「Googleドキュメント」といった無料ツールを試して、手軽にAIの文字起こしを体験してください。必要に応じて、有料ツールを検討するのも良いでしょう。

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