ウイルス対策ソフトを更新して最新に保とう!

近年、メールやネットワークを介して侵入するコンピューターウイルスが巧妙化しています。悪質なコンピューターウイルスを防ぐには、ウイルス対策ソフトの導入は有効な手段です。

この記事では、ウイルス対策ソフト更新の重要性や、対策ソフトを選ぶ際のポイントをご紹介します。

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ウイルス対策ソフトを更新しないとどうなる?

ウイルス対策ソフトは、デバイスに侵入したウイルスを検知し排除してくれるソフトウェアです。ウイルス対策ソフトの開発メーカーは、日々進化し続けるコンピューターウイルスからデバイスを守るため、常に更新データを配布していますので、ユーザーは自動更新の設定、または手動で最新のバージョンにアップデートすることができます。

では、ウイルス対策ソフトを更新せずに使用し続けると、どのような危険があるのでしょうか。

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ウイルス感染の恐れ

ウイルス対策ソフトは、検査対象のファイルと「ウイルス定義データベース」を参照し、パターンの一致を見つけることでコンピューターウイルスを検出します。ウイルスの特徴を記録した「ウイルス定義データベース」は、新ウイルスが発見される度に追記されますので、常に最新版の「ウイルス定義データベース」に更新することで、新種のウイルスへの対応が可能となります。新しいウイルスの情報が登録されていないデータベースのまま使用していると、ウイルスの侵入を検知することができず、感染の恐れが高まります。

ウイルス対策ソフトには有効期限があり、契約が終了すると「ウイルス定義データベース」が更新できなくなります。期限が近付くと警告が表示されるので、指示に従って契約更新、またはアンインストールして新たなウイルス対策ソフトをインストールすることで、セキュリティを保つことができます。

脆弱性を防ぐには?

OSやソフトウェアにおいて、設計ミスや不具合によるセキュリティ上の欠陥のことを脆弱性といいます。コンピューターウイルスはデバイスの脆弱性をついて侵入します。さらに、脆弱性によるリスクは、ウイルスの感染のみならず不正アクセスによる情報漏洩やシステム停止にまで及びます。

ウイルス対策ソフトは、脆弱性を悪用して侵入したウイルスを検知、駆除することはできますが、脆弱性の原因を修正することはできません。大手ソフトウエア開発会社は、自社サービスのリリース後に脆弱性が発見されると、その都度情報を公開し、修正プログラムを配布します。デバイスにインストールされているさまざまなソフトウェアを常に最新の状態にしておくことで、脆弱性に対処することができます。

多くのソフトウェアにはサポート期間が設定されており、期間が終了すると、脆弱性に対応する修正プログラムの提供がおこなわれなくなります。サポートが終了した際は、新しいOSやソフトウェアにアップデートすることも、重要な脆弱性対策となります。

ウイルス対策ソフト更新のチェックポイント

先述の通り、ウイルス対策ソフトは常に最新のデータに更新可能な状態を維持することが、セキュリティを維持するうえで大切です。ここでは、有効期限終了の通知があった場合の対処方法をご紹介します。

ウイルス対策ソフトの使用期限を延長しよう

ウイルス対策ソフトは、使用期限を延長することで、引き続き最新の「ウイルス定義データベース」を元にデバイスを守りつづけることができます。ウイルス対策ソフトの有効期限終了の通知が表示されたら、メッセージに従って更新手続きを行いましょう。

ソフトウェアによっては、インストール時にカード情報を入力し、その後自動更新の設定が可能なものもあり、使用状況や環境にあわせて選択することができます。

新しいウイルス対策ソフトをインストールしよう

数多くあるウイルス対策ソフトの中で、より自分の使用環境にあったソフトがあれば、新たにインストールする方法があります。その際注意するべきポイントは以下の通りです。

 

  • 既存のウイルス対策ソフトをアンインストールしておく
  • 既存のウイルス対策ソフトの契約が自動更新ではないことを確認する
  • 新規のウイルス対策ソフトをアップデートする

1つのデバイスに複数のウイルス対策ソフトをインストールすると、動作が不安定になることがあります。必ず既存のウイルス対策ソフトをアンインストールしてから新たなソフトをインストールしましょう。

契約の解除とアンインストールは別の作業です。アンインストールしていても、自動更新のまま解約の手続きを行わないと、更新費用が請求され続けることになるため注意が必要です。

インストール直後の新規のウイルス対策ソフトが持っている「ウイルス定義データベース」が発売時点での情報である場合、新種のウイルスに対応できない可能性があります。最新のデータに更新しておきましょう。

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ウイルス対策ソフトを選ぶ際の6つのポイント

ウイルスの脅威からデバイスを守ってくれるウイルス対策ソフトですが、効果を最大限に高めるためには、自身の使用環境にあったソフト選びが大切です。ここでは、ウイルス対策ソフトを選ぶ際のポイントをご紹介します。

対応OSは?

Windows、Mac、Androidなど、デバイスによって使用しているOS(オペレーティングシステム)はさまざまです。ウイルス対策ソフトは、それぞれ対応しているOSが異なります。対応OSは、各公式HPの商品情報に記載されていますので、インストールしたいデバイスのOSが対応しているかを必ず確認しましょう。

動作が軽いか

ウイルス対策ソフトは、リアルタイムでデバイスを監視しているため、電源が入っている間はメモリを使用して常時稼働を続けています。デバイスのスペックによっては動きが重くなり、場合によっては作業に支障をきたすケースもあります。無料お試し版を配布しているソフトも多くありますので、パソコンの動作に影響がないかを事前に確認しておくと良いでしょう。

何台インストール可能か

ウイルス対策ソフトの利用可能台数は、1台のものから複数台のもの、無制限でインストール可能なものまでさまざまです。ウイルス対策ソフトをインストールしたいデバイスの、数と種類に対応したソフトを選ぶことで、効率的に利用することができます。インストール可能台数は、各公式HPの商品情報を確認しましょう。

利用できる期間はどのくらいか

多くのウイルス対策ソフトは利用期限が設定されています。利用期限が長いほど、1年あたりにかかる費用が安く設定されているものが多くありますので、長く使い続ける場合は、期間の長い契約を選ぶとお得です。多くのウイルス対策ソフトは、期限が切れたら更新料を支払うことで継続して使用することができます。中には、購入費を支払うと、その後更新料不要で半永久的に利用可能なソフトもありますので、各公式HPの商品情報を確認し、性能も含めて比較検討してみましょう。

サポートは充実しているか

たとえウイルス対策ソフトを活用していても、ウイルスの脅威を100%防ぐことはできません。万が一問題が発生した場合に備え、サポート体制が整っているウイルス対策ソフトの導入が安心です。対応方法は「メールやチャットでの対応」「電話対応も可」「24時間体制」など、ソフトによって異なります。各メーカーの公式HPには、サポート体制についての記載がありますので、確認の上利用環境にあった対応のソフトを選びましょう。

性能や第三者機関の評価はどうか

ウイルス対策ソフトの性能は、ウイルスの検出力の高さに現れます。この性能を測るべく、検証テストを行っている第三者機関が存在します。主な第三者機関は以下の3つです。

 

  • AV-Comparatives (オーストリアのセキュリティソフト評価機関)
  • AV-TEST (ドイツのセキュリティソフト評価機関)
  • SE Labs (アメリカのセキュリティソフト評価機関)

これらの機関の評価を元に、各ソフトの性能を比較検討することで、より満足のいくソフトを選ぶことができるでしょう。

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まとめ

インターネットにはさまざまな脅威が潜んでおり、安全に利用するためにはセキュリティ対策が必須です。最適なウイルス対策ソフトの活用やソフトウェアの更新など、自身の情報を守るための知識を身につけ、安心で快適なインターネット環境を作りましょう。

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