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2014.11.07
たくさん送られてくる迷惑メールに対策してくれるアプリはないのか?…とお探しの方もいるでしょう。しかし結論から言って、迷惑メール対策のアプリは存在しません。
ですが、もちろん迷惑メールに対して打つ手がないわけではありません。特別な対策アプリなどなくても、携帯キャリアのサーバにアクセスして不要なメールがスマートフォンに届かないように設定しつつ、外部に出しても問題のないフリーアドレスを使えば、大事なアドレスに迷惑メールが大量に届く可能性を低くすることができます。
そもそも迷惑メールとは、内容に問題がある違法なメールのことで、メール受信の枠組みのなかで合理的に拒否していくことが効果的です。また迷惑メール送信者の思惑を知ることで、内容に騙されることもなくなるでしょう。
決して難しくないものの、一度慣れればどのキャリアでも、またパソコンでも応用できる迷惑メール対策の基本を、ぜひ本記事で学んでください。
1.迷惑メールを受信前に拒否する
・1-1.パソコンから送られてきたメールをすべて拒否する【A】
・1-2.指定したメールのみ受信する【B】
・1-3.指定したメールのみ拒否する【C】
・1-4.なりすましメールの拒否【D】
・1-5.URL付きメールの拒否【E】
・1-6.オススメの設定
2.アドレスを迷惑メール送信者から守る
・2-1.サービス登録用のフリーアドレスを使う
・2-2.危険なアプリの利用を避ける
3.迷惑メールの仕組みを知れば騙されることはなくなる
・3-1.迷惑メールは営利目的で送信される
・3-2.通常の方法で宣伝できないサービスが迷惑メールの主な内容
・3-3.迷惑メールに特に多いパターンを知る
4.まとめ
迷惑メール対策の基本は、スマートフォンに届く前にdocomo、au、SoftBankなど、各キャリアのメールサーバで処理してしまうことです。こうすることで、私たちは迷惑メールを目にしなくてすみます。設定は各キャリアの会員サイトにアクセスして行えますが、どのキャリアでも共通する対策の基本的な考え方をまず解説します。
迷惑メールは携帯やスマートフォン以外から大量送信されているケースが大半であるため、パソコンなどから来たメールを拒否する(=携帯、スマートフォンからのメールのみ受信する)ことで、迷惑メールを減らします。
この方法の欠点は、迷惑メールではない知人がパソコンから送信したメールや、自分が利用しているサービスの通知メールなども受信できない点です。
あらかじめ指定したアドレス、ドメイン(@より後ろの部分)のみ受信を許可する対策設定です。受信したい相手がはっきりしている場合に有効です。
あらかじめ指定しておいたアドレス、ドメイン(@より後ろの部分)のみ拒否する設定で、特定の相手の迷惑メールが目立つ場合に有効です。
本当の送信元と相手に表示されるアドレスが、異なっている場合に受信を拒否する設定です。主に、携帯やスマートフォンになりすましたパソコンからのメールを拒否するために使われます。
迷惑メールにはほぼURLアドレスが記載されているため、URLが本文にあるメールを拒否することで、ほとんどの迷惑メールを遮断できます。ただし知人や利用中のサービスから送られてくる、URLが書かれたメールも拒否してしまいます。
1-6-1.積極対策パターン 【A】+【B】
パソコンから来たメールをすべて拒否しますが、知人や利用中のサービスからのメールを例外的に許可する設定で、迷惑メールはほとんど来なくなります。ただし受信したいメールをその都度追加していく必要があります。
1-6-2.慎重対策パターン 【C】+【D】
なりすましメールの拒否である程度迷惑メールをカットしつつ、それでもしつこく送られてくるものに対し、個別に拒否をしていくやり方です。積極対策パターンよりは迷惑メールが届きますが、大事なメールを拒否してしまうこともほぼなくなります。
到達前の遮断に続くもうひとつの対策は、重要なメールアドレスを迷惑メール送信者に知られないことです。
docomo、au、SoftBankなど携帯キャリアのメールアドレスは、ユーザー固有のアドレスであり、変更するにはそれなりの手間がかかります。だからこそ迷惑メールを送る側から見れば、価値がある送信先ということになってしまいます。
自分がどんなに気をつけていたとしても、一度外部に登録したアドレスは、残念ながら企業の情報漏えいなどで流出する可能性がありますし、友人や知人の電話帳が流出してしまいそこから流出するかもしれません。
また、気づかないうちに不要なメルマガなどメール受信を許可する利用規約に同意しているかもしれません。メールアドレスを集めて売却すること自体を目的にしている、アプリやサービスも存在しています。
このように細心の注意を払ったとしても、他人の過失などによって簡単にメールアドレスは攻撃者の手に渡ってしまいます。
有効な手段として、インターネット上のサービスやアプリ登録など、知人や友人にメールを送る場合以外にアドレスが必要な場合、Gmailなどのフリーアドレスを使うとよいでしょう。フリーアドレスなら、最悪の場合アドレス自体を放棄することも可能です。
また、最初からキャリアのメールを使用せず、Gmailなどのフリーアドレスを携帯メールとして利用する手もあります。スマートフォンのアプリを利用すれば、リアルタイムで送受信できるため、従来の携帯メールと同じ使い方ができます。
残念ながら、世の中には多くのスマートフォン不正アプリが出回っていますが、これらに多く見られる特徴が、スマートフォン本体に保存されている電話帳のデータを盗み取る点です。
一度盗み取られた電話帳に保存されているメールアドレスは、迷惑メール送信の対象になってしまう可能性大なので、怪しいスマートフォンアプリはダウンロードしないに限ります。
以下のルールを守ることで、危険なアプリと遭遇する可能性が大きく低下します。
詳細はスマートフォンがウイルス感染?状況確認と端末保護のベストな手順にて解説しています。
ただし、本人が電話帳の流出を避ける努力をしていても、知人や友人のスマートフォンから流出してしまえば、自分のアドレスも迷惑メールの餌食になってしまう点は覚えておいてください。
迷惑メールは相手に迷惑をかけるためではなく、利益を得るために送信されています。いまだ迷惑メールがなくならないのは、送信者が利益を得ているからです。
まっとうなサービスであれば、メディアに広告を出すなど、オープンに魅力をアピールするべきです。言い替えれば、普通の方法では宣伝できない商品やサービスだからこそ、迷惑メールによって不特定多数に拡散するわけです。
【送信側の迷惑メールのメリット】
3-3-1.悪質な出会い系、アダルト系
日本で特に多いのが、あやしげな出会い系サイトの勧誘です。有名人になりすますなど手口は多様化していますが、最終的な目的はほぼ有料サイトへの課金です。
3-3-2.怪しい儲け話
高額なアルバイトの募集、うさんくさいビジネスの勧誘もよくあるパターンです。もしそういった魅力的な仕事が本当にあるなら、不特定多数に向けてパートナーを募るはずがありません。
3-3-3.根拠のない架空請求
いきなり期限を決められて、入金を要求してくる古くからあるパターンです。不安を煽る表現をしてきますが、不特定多数にメール送信しているわけですから、こちらの個人情報を相手が知るはずはありません。無視しましょう。
3-3-4.個人情報を聞き出そうとするフィッシング詐欺
銀行を名乗ったり、本物そっくりのサイトへのアクセスをうながし、ネットバンキングのログインパスワード等を聞き出そうとするフィッシング詐欺は金銭に直接関係することもあり、よく見られます。下の迷惑メールは、ある銀行を名乗りながら、ドメインはYahoo!というずさんなものでした。
しかし、このような詐欺メールも年々クオリティが向上しており、本物と見間違えるものが出てきてもおかしくないので、注意が必要です。
「届く前に処理する」「送信者にアドレスを知られない」という二つの対策を駆使すれば、迷惑メールがスマートフォンに殺到することはほぼなくなります。また迷惑メールのシステムを理解することで、冷静かつ効率的に迷惑メールを拒否することができるはずです。特別なアプリケーションを使わずとも、コツさえ押さえれば迷惑メール対策は今日からでも始められるのです。
※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。
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