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2014.08.11
子供にスマホをねだられて与えるかどうか悩んでいませんか?
スマホをはじめとするモバイルデバイスが急激に普及する今日、子供を持つ親としては、子供とスマホの付き合い方は避けて通ることはできない問題です。
本記事では、スマホが子供に与える影響、スマホを持つことで考えられる被害と子供に買い与えるなら欲しい機能を紹介します。
親子でスマホとどう向き合うのかを考える大きなヒントになると思います。
勉強時間が同じでもスマートフォンを使いすぎると学力が低下するという調査結果が浮かび上がっています。
脳を鍛えるゲームソフト「脳トレ」を監修した東北大学・川島隆太教授を始めとしたグループが調査を実施しました。
調査結果のポイント3つを以下に書きます
このことから学びとれることとしては、下の2つのことがあると考えます。
スマートフォンを使っていて起こりかねないトラブルとして代表的なものが下の4種類です。
2-1. 意図しない情報の流出
2-2. いじめ、誹謗中傷、トラブルに巻き込まれる
2-3. ウイルス感染による被害
2-4. 詐欺に会う
それぞれ簡単に説明します。
情報の流出方法として4 つご紹介します。
1.SNSなどに投稿した写真から利用者情報が流出
2.不審な無線LANへの接続に伴う通信内容の流出
3.クラウドサービスの利用による意図しない情報の流出
4.SNS、プロフからの個人情報流出
起こりうるひどい被害として、嫌がらせ、個人を特定した不当請求などが考えられます。
SNS、プロフなどを用いていじめ、誹謗中傷が行われることがあります。経緯と下の3つを紹介します。
2-2-1.冗談のつもりで書き込んだ内容が元となって喧嘩に
例としては、A君が冗談のつもりで「B君ウザい」とB君が見れない設定でSNSにコメントを書きました。他の友達がA君のコメントをコピーして、B君に見られ、B君が怒って喧嘩へと発展してしまいました。
2-2-2.なりすまし投稿による誹謗中傷
例として、A君はB君と仲がよくありません。A君はB君になりしましてSNS上でC君の悪口を書きました。C君は怒ってB君を問い詰めましたが、B君は書き込んでいないと主張しました。調査をするとA君が書き込んだことが発覚。
2-2-3.動画サイトを用いたいじめ
例として、いつも数人にいじめられているA君がいました。ある日いじめっ子の1人が携帯電話でいじめている動画を撮り、動画サイトに掲載しました。
動画サイトでは、A君を誹謗中傷するコメントが相次ぎました。
起こりうる被害としては、トラブルの原因となっていじめられたり、登校拒否にまで発展することも少なくはありません。
Androidプラットフォームの普及によりモバイルを標的としてウイルスが急増しました。
Androidモバイルマルウェアは2013年に3,262確認されました(注1)また、ウイルスを使う攻撃者たちが付くセキュリティホール(脆弱性(ぜいじゃくせい))はモバイルでは2013年に127件見つかっています。
これらのウイルスが行うこととしては下の3つのことが78%(注1)を占めています。
2-3-1.モバイルデバイスを使ってユーザーをスパイするユーザー追跡
SMS、メッセージ、通話履歴を収集し、GPSで位置情報を追跡します。通話を録音し、デバイスで撮影された写真、ビデオをも収集します。
なお、ウイルスでなくても通常の監視アプリを勝手にインストールすることで端末の位置情報、通話記録、電話発着信履歴、SMSの内容、写真データなどを盗み見る手口もあります。
2-3-2.情報盗難
デバイス情報、設定情報、挙句の果てには銀行情報などのデバイス、ユーザーのデータを盗み出します。
2-3-3.従来の脅威
パソコン上のマルウェアと同様に不正アプリが侵入することにより、侵入者が自在にデバイスを操ります。
考えられる深刻な被害としては、下の5つがあります。
※3~5は不正アプリが他のアプリ、Webサイトでの入力を盗むことはできず、不正アプリが他のアプリを乗っ取り、ユーザーに不正アプリから情報入力をさせて、情報を盗み出します。
スマートフォンでインターネットを利用することで起こりうる詐欺手口としては代表的なことは下の2つがあります。
2-4-1. お金を払ったけど商品が届かない代金詐欺
この手のトラブルは2012年に比べて2013年は2.3倍と急増しています。(国民生活センター調べ)オンラインショッピングで商品を購入し、銀行口座への前払いを要求され代金を振り込んだが商品が届かないという手口です。
このような手口に合った方たちの相談内容からの詐欺サイトには以下の4つの特徴があります。
対策としては、以下の4つが考えられます。
2-4-2. ワンクリック詐欺による不当請求
ワンクリック詐欺はインターネットのサイトを観覧していたら、年齢認証、同意などを求められクリックすると、一方的に会員登録させられ、高額な料金を請求されるという手口の詐欺です。
スマートフォンでもワンクリック詐欺に出会う可能性があります。
パソコンでのワンクリック詐欺は自分のIPアドレス、プロバイダ情報を表示させ、不安をあおるケースが多いです。
スマートフォンの場合は携帯電話の個体識別番号を表示させることもあります。個体識別番号から個人情報は分かりませんので慌てないでください。
不正なアプリをインストールした場合は請求画面に電話番号、メールアドレスを表示する場合があります。この場合は、詐欺業者に端末の個人情報が伝わっている可能性があります。相手から電話、メールが来た場合は着信拒否、受信拒否などで対応してください。
相手業者に電話をしたり、確認メールを送ると、相手に自分の連絡先を教えることになるので、連絡しないでください。
予防策としては以下の3つのことをおススメします。
上の機能を実現するためのスマートフォン子供に買い与える方法は2通りあります。
3-3-1.利用制限、セキュリティを加味した子供向けのスマートフォンを与えます
3-3-2.通常のスマートフォンにセキュリティアプリと子供向け制限アプリをインストールします
1つずつ具体的な内容を紹介します。
3-3-1.利用制限、セキュリティを加味した子供向けのスマートフォンを与えます
子ども向けスマートフォンを取り巻く状況は変わってきています。
以前は子ども向けに特化したスマートフォンが「ハードウェア」として発売されていましたが、現在は大人が使うスマートフォンと同様のハードウェアに「サービス」として子ども向けのカスタマイズを行っているものが多く見受けられます。
3-3-2.通常のスマートフォンにセキュリティアプリと子供向け制限アプリをインストールします
機能制限アプリとセキュリティアプリを1つずつインストールしておけば大丈夫だと思います。
主なアプリを紹介します。
子供向けのスマートフォン機能制限機能アプリ
ウイルスからスマートフォンを守ってくれるセキュリティアプリ
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スマートフォンは素晴らしい発明です。インターネットとアプリからは豊富なコンテンツにアクセスができ、学習でき、生活に役立ち、遊ぶこともできます。
過ぎたるは及ばざるがごとしとはよく言ったものだと思います。大人も子供も使いすぎたり、依存症になると弊害がでるのは大人なら考えれば分かることです。
子供の場合は分からない場合があるので、そこを大人がサポートをする必要があるのだと思います。
今後、スマートフォンをはじめとしたモバイルデバイスは益々進化していくのは確かです。
きっと大事なことをモバイルデバイスとどうつき合っていくか、ということでしょう。
モバイルデバイスに依存してしまうのか、うまく使いこなすのかです。
注1:(旧)シマンテック:ISTRインターネットセキュリティ脅威レポート2014より
※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。
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