スマホをなくした時にやるべきこと|OS・キャリアごとの対処法も紹介
スマホを紛失してしまったので、今すぐできる対処法をお調べではありませんか?まず落ち着いて、どんな行動をすべきかについて、整理しましょう。重要なのは、「端末を探す」ことと同時に、「悪用を防ぐ」ことです。
スマホを紛失してしまったので、今すぐできる対処法をお調べではありませんか?
まず落ち着いて、どんな行動をすべきかについて、整理しましょう。重要なのは、「端末を探す」ことと同時に、「悪用を防ぐ」ことです。悪用を防ぐには、キャリアごとの紛失時サービスを利用し、さらには多くの機能やサービスの利用停止、ID・パスワード変更をする必要があります。ここではそれらの行動をまとめて紹介しますので、ぜひ参考にしてひとつずつクリアしてください。
また、端末が見つからなかった時には、買い替えを検討しなければなりませんが、加入サービスによっては低価格で素早く手元に届けてもらうことも可能。キャリアごとに、その内容をチェックしていきます。
そして、再度紛失してしまったときに、安心かつ冷静に対処できるようになる、万全の対策も紹介します。
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紛失したスマホを見つける方法
スマホをなくしてしまうと焦ってしまうもの。ピンチの時こそ冷静に対処することが大切です。まずは深呼吸をして落ち着いてから、周囲を探してみましょう。普段とは違う場所に置いていたり、家に忘れて外出した可能性も考えられます。
それでもスマホが見つからない場合は、次に挙げる3つの方法をお試しください。それでは
早速、見ていきましょう。
スマホを紛失するまでのルートを再確認!
自身の身の回りや、「スマホをなくした!」と気づくまでのルートを再確認してください。
普段の場所とは違うところに置いている可能性もあります。その時一緒にいた友人や家族にも確認しましょう。スマホを預かってくれている場合もあります。
早めに、知人のスマホや公衆電話からなくしたスマホに電話をかけてみましょう。お店や警察に届けられている可能性もあります。スマホがつながらなくても諦めず、なくした場所に置いたままの可能性も考えて行動してください。
忘れ物センターや関係各所へ連絡する
なくしたスマホが届けられるであろう場所へ連絡してみてください。例えば、駅、施設、店舗、コンビニなどが考えられます。問い合わせる際には、スマホの色や形、メーカー、ストラップなどの目印を伝えてください。
公共交通機関を利用した場合は、使った路線や時刻、乗っていた車両の何両目かも伝えましょう。また、スマホが見つかった際の連絡先を事前に決めておきましょう。
さらに、家族や親しい知人、会社の同僚、上司にもスマホをなくしたことを伝えておきましょう。緊急時のトラブルを未然に防ぐことができます。
交番や警察署へ遺失物届を提出する
あらゆる場所を探してもスマホが見つからない時は、近くの交番や警察署に「遺失物届」を申請してください。外出先でスマホをなくした場合でも、自宅近くの交番で提出可能です。
届け出の際は、スマホの色やメーカー、なくした場所や歩行ルート、なくした時間、そのほかの付属品、連絡先などを申請します。届けを出しておけば、なくしたスマホが警察に届けられた際に、連絡を受けることができます。
詳細は以下のリンクをご確認ください。
紛失したスマホの悪用を防ぐ方法
すべての決済サービスを停止する
前述したキャリアのサービスで端末にロックをかけることで、おサイフケータイ機能もロックできますが、端末の電源がオフになっていると遠隔ロック自体が機能しません。おサイフケータイは電源がオフでも利用できてしまいますので、サービスを利用停止にした方が安全です。
モバイルSuica
モバイルSuicaサイトか、モバイルSuicaコールセンターへの電話で、再発行(または退会)手続きを行うことで、定期券や電子マネー等を再発行(払い戻し)できます。
楽天Edy
利用停止や、残高の払い戻しはできません。「紛失・サービス停止のお手続き」により、第三者の不正利用を防ぎます。
iD
利用しているクレジットカード会社に連絡をし、サービスの利用停止を依頼します。
QUICK Pay
利用しているクレジットカード会社に連絡をし、サービスの利用停止を依頼します。
nanaco
nanacoお問合わせセンターに連絡し、利用停止手続きを依頼します。
電話:0570-071-555 , 0422-71-2266 (24時間受付)
WEBでの受付: nanacoモバイル(スマートフォン版)不具合・紛失・盗難の際のお手続き
Apple Pay
紛失モードを使用することにより、Apple Payを使って支払いをすることは出来なくなります。
iPhone、iPad、iPod touch を紛失したり盗まれたりした場合
メールやSNSのID・パスワードを変更する
紛失したスマホにロックがかかっていない場合は、悪意ある第三者によってメールやSNSが不正利用されるおそれがあります。それを防ぐためにも、主要なサービスのパスワードを変更しましょう。
≪優先して変更したいサービス≫
● Googleアカウント
● Apple ID
● X(旧:Twitter)
● LINE
【キャリア・OS別】スマホをなくしたときにできること
キャリアや、事前申し込みの有無等によって、受けられる紛失時サービスの内容が異なります。またAndroidかiPhoneかによっても、利用できるサービスに差があるという点にも注意しましょう。なお、iPhoneにはApple社が提供するサービスがあります。
ドコモの場合(Android)
電話一本で、「利用一時中断」「おかませロック」「ケータイお探しサービス」の手続きができます(おまかせロックとケータイお探しサービスは、対応機種に限る)。これらはドコモショップやWebサイト「My docomo」でも手続き可能です。
● サービスの利用一時中断:通話やメール、spモードやiモードが利用できなくなります
● おまかせロック:電話帳などのデータや、スマホの画面、おサイフケータイ機能にロックをかけます
● ケータイお探しサービス:GPSを利用し、端末がある場所を検索します。ただし、端末側に事前設定を要します
電話:0120-524-360(24時間受付)
WEBでの手続き:紛失・盗難などによる利用中断・再開
auの場合(Android)
「安心セキュリティパック」への加入と事前設定を満たしていれば、Webサイト「auお客様サポート」での手続きにより、「位置検索」と「リモートロック」が可能となります。その一方で、「緊急通話停止」は誰でも利用できます。
● 安心セキュリティパック:位置検索、リモートロック。14夏モデルまでは「3LM Security」アプリ、14冬モデル以降は「Lookout for au」アプリを用いて、位置検索とリモートロックができます(アプリはプリインストールされています)。緊急通話停止より前に行ってください
● 緊急通話停止:「KDDIお客さまセンター」の盗難・紛失・故障案内に電話連絡をするか、auお客様サポートで、スマホの利用を停止できます。これを実行すると、上記の位置検索やリモートロックができなくなるので注意してください
電話:0077-7-113(24時間受付)
WEBでの手続き:携帯電話を盗難・紛失した場合の対処方法
SoftBankの場合(Android)
「回線停止手続き」「安心遠隔ロック」「紛失ケータイ捜索サービス」といったサービスが用意されています。利用できる条件が異なるので、チェックしてください。
回線停止手続き:紛失・故障受付に電話するか、Webサイト「My SoftBank」で手続きできます。0800-919-0113(24時間受付)
安心遠隔ロック:My SoftBankや、157(24時間受付)への電話で、端末にロックをかけることができます。利用するには「S!ベーシックパック」への加入と「安心遠隔ロック」アプリが必要です。
紛失ケータイ捜索サービス:GPSを利用し、端末の場所を捜索します。利用には「スマートフォン基本パック」への加入が必要ですが、未加入であってもサービス利用時に加入すればOKです
WEBでの受付:紛失・盗難にあったとき
iPhoneの場合
紛失した端末側で「iPhoneを探す」アプリが有効になっていれば、パソコンのブラウザからiCloudへアクセス、あるいは他のiOS端末から、さまざまな遠隔操作を実行することができます。
≪iPhoneを探すアプリ有効時にできること≫
位置の確認、警告音を鳴らす、端末ロック、カスタムメッセージの表示、データの削除等が行えます
≪iPhoneを探すアプリが無効なときにすべきこと≫
Apple IDのパスワードを変更し、第三者に不正利用されることを防ぎます
スマホの紛失に備える方法
紛失・盗難対策アプリを有効にする
再発を想定し、紛失・盗難対策アプリのインストールと、機能の有効化を設定しておきましょう。ここではAndroidとiPhoneの公式アプリを紹介します。
Androidデバイスマネージャー
Googleアカウントと関連付けられている端末を見つけることができます。また画面ロックをしたり、データを全消去する機能もあります。
iPhoneを探す
iCloudや、iOSデバイスを用いて、端末を探します。画面ロックやカスタムメッセージの表示、データ全消去なども可能です。
画面ロックをかける
スマホに画面ロックをかけることは非常に重要で、紛失時もさることながら、普段からも第三者の不正利用を防止することができます。パスワードやパターンは、容易に予想できないものにしましょう。
SIMカードロックを設定する
SIMカードのロックを設定すると、暗証番号となるPINコードを入力しないと、端末を操作できなくすることができます(再起動を含む端末起動時)。画面ロックだけではなく、こちらのロックもかけておくと、強力な不正利用対策となります。
画面ロック、SIMカードロックについては、『被害に遭ってからでは遅い!スマホユーザーが今するべきセキュリティ対策』 でも解説しています。
IDやパスワードをブラウザに記憶させない
ブラウザを始め、さまざまなアプリが、IDやパスワードを記憶できるようになっていますが、これが紛失時には怖い存在となります。不正利用を防ぐためには、これらを無効にしておいた方が良いといえます。
パソコンでLINEにログインしておく
LINEのメッセージや無料通話を、従来のメールや電話のように使っている方も多いと思いますが、LINEはパソコンでもスマホとほぼ同じように使うことができます。
ただし、初回にスマホを使った認証があるため、スマホを紛失してからではパソコンでLINEを使い始めることができません。万が一の事態に備え、パソコン版のLINEを使えるようにしておきましょう。
まとめ
スマホを紛失した時は、端末を発見するための行動と、悪用を防止するための行動を並行しますが、とりわけ悪用を警戒しましょう。
キャリアによる紛失時のサービスは、加入プランや事前設定によって利用できる・できない種類もあるので、それぞれ確認が必要です。おサイフケータイ機能や、メール、SNSは不正利用されると被害が大きいため、速やかにサービス停止やID・パスワードの変更を行ってください。
今回の紛失にあたり、加入プランやアプリ、事前設定が、カギになると分かったはずです。再発時には冷静に対処できるよう、これらをきちんと準備しておきましょう。
※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。
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