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2014.11.19
「あなたのスマホはウイルスに感染しています!」…こんな文章がいきなり表示されたら、誰だってパニックに陥っても不思議ではありません。今すぐ、どうにかしなければ…とあわててしまいますよね。でもここで焦っては攻撃者の思うツボです。
まず、あからさまに感染していることを知らせてくるパターンは、本当にウイルス感染しているのではなく、ユーザーの動揺を誘い、不正なアプリをインストールさせ、それを使わせる狙いであることが大半です。
もちろん本当にウイルス感染しているケースも考えられるため、本物のウイルス感染をするとどんな症状が見られるのかというチェック項目についても解説します。少しでもウイルス感染が疑われる場合は、スマホ用セキュリティアプリを導入することも忘れないでください。この記事の中では、オススメのセキュリティアプリを紹介しています。
あわせて、スマホのウイルス感染で一番多い、悪意のあるアプリを経由するパターンへの対策も説明します。簡単に実行できますが効果は抜群なので、安全なスマホライフを楽しむためにも目を通しておいてください。
日本にあるほとんど全てのスマートフォンは、iPhoneかAndroidのどちらかです。しかし数百万種類以上出回っていると言われているスマホウイルスのうち、ほぼ100%に近い大多数がAndroidを標的としたものです。
実際にユーザー間に拡散したウイルスの例を紹介します。
1-2-1.偽バッテリー節約ソフト
「バッテリーを長持ちさせる」とうたう無料アプリでしたが、実際にはそんな効果はなく、インストールした時点で個人情報が抜き取られてしまう悪質なものでした。
1-2-2.偽セキュリティソフト
一見してちゃんとした無料セキュリティソフトですが、実際には端末を守ってはくれず、むしろユーザーに課金を要求してきます。
1-2-3.Twitterアカウントの乗っ取り
Twitterと連携するアプリの中にも危険なものがありました。一度連携してしまうと、身に覚えのない宣伝ツイートを乱発します。
スマホウイルスの実例については、Android ウイルス感染の不安を解消する3つのポイントで詳しく解説しています。
ユーザーに害をなすウイルスの多くは、
といったように、単なる迷惑行為ではなく、営利目的で活動するケースが多く見られます。
また上で紹介した例のように、大半のウイルスアプリは無料のサービスが発端となります。ユーザーにメリットがあるもの(電池節約、メモリ解放、ウイルスからの保護など)や、好奇心をくすぐるもの(アダルト、ゴシップ、ここだけの興味深い話など)といった、「ユーザーにとっての得」を無料で持ちかけてくるケースが主流です。
スマホを標的にしたウイルス被害は巧妙化、悪質化の一途をたどっています。スマホが高性能化していることもあって攻撃者にとっての攻撃手段も増えてしまっており、以下のような被害も報告されています。
いずれも「巧妙化」「悪質化」という言葉がぴったり当てはまるような手口ばかりで、以前よりもスマホのウイルス対策が重要性を増していることがお分かりいただけると思います。
さまざまな問題を引き起こすウイルスの多くは、悪意のあるアプリを経由して私たちのスマホに侵入します。
Androidのスマホアプリは、ユーザーが許可すれば「電話帳」「端末情報」といった個人情報にまでアクセス可能であり、また「通信機能」も使用することができます。ユーザーを騙せれば、様々な悪事が簡単にはたらけてしまうのです。
スマホのアプリをインストールする際には、アプリにどこまでの権限を許すかを確認してください。個人情報へのアクセスを求めるアプリには要注意。
iPhoneにはウイルスが入ったアプリはほとんど存在しないのに、Androidには数百万種も存在し、現在もなお増え続けているのには理由があります。
Androidのアプリは公式サイトでなくてもどこでも公開でき、公式サイトでの審査も比較的甘いのが現状です。それに対しiPhoneのアプリは、審査が厳しい公式サイトでしか公開できません。
またiPhoneに搭載されているiOSには、マルウェアの動作を防ぐ技術が搭載されています。
Androidを公開しているGoogleのオープンさが、大量のマルウェアが蔓延している要因のひとつになっていることは間違いありません。ただ、こういった自由な開発環境が、技術の発展や市場の拡大に貢献につながることもまた事実です。スマートフォンはまだまだ発展途上のジャンルであり、今しばらくはユーザーによる自衛が必要です。
確かに危険なAndroidアプリは少なからず出回っていますが、遭遇しないためのコツをつかめば、感染する危険は大きく下がります。
2-3-1.公式サイトからのみアプリを入手する
Google Playや携帯キャリアが運営するアプリサイトは、野良サイトとくらべれば危険なアプリに遭遇する確率は低いです。
公式サイトからのアプリ入手は、セキュリティ対策の初歩と言えます。
2-3-2.デベロッパー情報を参照する
Google Playにはそのアプリの開発元(デベロッパー情報)が明示されています。
こちらの情報を詐称する悪質なアプリもあるため過信はできませんが、ひとつの情報としてチェックするようにしましょう。
2-3-3.ウイルスが多いタイプのアプリは警戒する
すでに解説したように、ウイルスが多いタイプのアプリを知っておくことも大切です。
スマホのウイルス感染経路については、スマホがウイルス感染?状況確認と端末保護のベストな手順でも解説しています。
スマホを使用していて以下のような症状にお気づきであれば、それはウイルスが原因の可能性があります。次章で解説する方法で早急にウイルスチェックをしてみることをおすすめします。
しかし、症状を全く伴わないウイルスも多く存在します。症状が出ないからといって安心できるわけではありません。。
特に使い方を変えていないのにスマホの動作が遅くなるというのは、ウイルス感染でよく見られる兆候です。ウイルスは自らの存在を知られないようにバックグラウンドで動作するものが大半ですが、その負荷がスマホの動作を遅くしている可能性があります。
前項と同様に、バックグラウンドでウイルスがせっせと動作するほど、スマホの負荷が高くなって本体が熱くなることがあります。特に使い方を変えていないのに熱くなるとお感じであれば、前項の動作が遅くなっているかどうかにも注意しつつ、ウイルス感染を疑ってみる余地があります。
スマホで操作をするとさまざまな音が鳴りますが、何も操作をしていないのに音がなるというのは、ウイルスが勝手に操作をしている可能性があります。特に決済完了やカメラの撮影音などが鳴る場合は直接的な被害につながる恐れがあるので、直ちにウイルスチェックをしてください。
ウイルス感染によってカメラを勝手に操作されるということは、盗撮や盗聴の被害につながります。何も操作していないのにカメラアプリが起動するというのは盗撮などの悪事をはたらこうとしている可能性があるので、これもウイルスチェックの緊急性が高い兆候と言えます。
動画の視聴や大きなファイルのダウンロード、アップロードなどをした覚えがないのにデータ通信量が増大しているというのは、ウイルスが関与している可能性があります。携帯キャリアと契約しているプランによっては費用面でも損害につながるため、早急にチェックをしましょう。
身に覚えのないアプリがインストールされている場合、それはウイルスが勝手にインストールしたものかもしれません。不審なアプリを見つけたら、何のためのものかをチェックしてみてください。
これが起きてしまうとすでに実害につながっているわけですが、ウイルスが勝手に電話をかけたりサービスを利用したりした結果、高額請求が突然届いてしまう可能性があります。身に覚えがなければウイルスの仕業である可能性が極めて高いと言えるでしょう。
ここまで紹介してきた知識を活かすことができれば、スマホがウイルスに感染するリスクをかなり減らすことができます。
しかしより高いレベルでの対策を求めるのなら、専用のセキュリティソフトはどうしても必要となります。
新たなウイルスは常に開発されているため、ウイルス対策にも更新性が必要です。
セキュリティソフトは新型のウイルスが発見されるたびに、対策機能もアップデートされます。
すでに判明している危険なアプリや疑わしいサイトをデータベース化しているため、それらへの接触を自動的にブロックしてくれます。
本体にすでにウイルスが入り込んでいる場合、端末をスキャンすることで駆除できます。
こちらでは、オススメのスマホ向けセキュリティソフトをご紹介します。いずれも有料ソフトですが、有料ソフトは継続的に費用がかかるものの、無料ソフトに比べてセキュリティ機能やサポートが充実しています。
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Android端末を狙うウイルスは、無数に存在します。感染した場合には自分だけではなく、知人にも迷惑が及ぶため、あらかじめ対策をしておくことはスマホを使ううえでのマナーと言えます。
パソコンでウイルス対策するのは常識となっていますが、スマホの世界ではそこまで浸透していません。それではあまりにも危険なので、ウイルスに対抗する知識を学ぶとともに、必ずセキュリティソフトを導入してください。
なおこの記事では、ユーザーに被害を与えるソフトウェアをすべてウイルスと表現していますが、正しくはウイルスはマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の一種となります。ウイルスとマルウェアのちがいや詳しい言葉の意味は、マルウェアとは?ウイルスとの違いや侵入経路についてで解説しています。
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攻撃者はパソコンだけではなくスマートフォンも標的にしています。
感染しても目立つ症状はなく、密かに情報を抜き取られ続けることになります。
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