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その他

パソコンが動かない!原因の特定方法と解決手順

 2015.03.13


パソコンを使っていて「動かない」って思ったことはありませんか? これは多くの方が経験していると思います。パソコンが動かなくなったとき、素人判断の対処法ではパソコンを壊してしまうこともあるのです。

ここでは「パソコンが動かない」と思ったときにどうしたらいいのか、気をつけること、しなくてはならないこと、してはいけないことについて解説します。

目次:

1.動かないときに確認すること

パソコン動かないと思ったときに重要なことは「落ち着くこと」です。実際にはなかなか難しいものですが、パソコンが動かなくなったときはまず落ち着き、下記の3つの手順に従いましょう。

このとき、「急いで何かをしなくてはならないことが別にある」のであれば、まずはそちらを解決しましょう。パソコンのトラブルは、落ち着いてじっくり取り組むことが大切です。パソコンでしなければならない作業があるのなら、ほかのパソコンや手作業で片付けてからにしましょう。

1-1.パソコンでの作業中か確認

まず確認しなくてはいけないことは、そのパソコンが作業中かどうかです。ワープロで書類作成中だったのでしょうか、それともWebブラウザで情報を閲覧中でしたか? そういうことをまず確認しましょう。

1-1-1.ワープロソフトなどでの入力中か確認

ワープロソフトなどでの入力中の場合、単純に文字変換に手間取っているだけという可能性があります。パソコンではIM(インプットメソッド、文字入力ソフト。Windows/MacともにOSに標準搭載されています)という変換ソフトで入力された文字を漢字などに変換していきますが、使い込んでいくと学習したデータが膨大になって、変換に時間がかかることがあります。

1-1-2.Webブラウザで情報の閲覧中か確認

Webブラウザで情報閲覧中に動かなくなった場合、先述のIMが遅いだけということのほかに、回線の速度が遅くて情報表示が追いつかない、接続先のサーバーの不具合などで時間切れになってしまうということが起きます。

1-1-3.ソフトの起動をしようとしたのか確認

ソフトを起動しようとしてパソコンが動かなくなるケースでは「ソフト自体の不具合」が疑われます。いわゆる「バグ」というソフトの不良や、開こうとしたファイルに問題があって、バグを誘発して止まってしまうことがあります。

1-2.起動を終えて作業を始める前か確認

パソコンの電源を入れてしばらくすると、最初の画面が表示されます。しかし多くの場合、この時点では「一見使用できる準備が整ったように見えて、実際はまだ起動処理中」の状態です。

この場合、パソコンは「パソコン自体の起動」を優先するので、ほかの処理は後回しになります。そのため、止まっているように感じることがあります。

1-3.パソコンが起動の途中で終了するのか確認

WindowsでもMacでも、電源を入れてから起動するまでに「真っ黒な画面」がしばらく表示されることがあります。個体差はありますが、この真っ黒画面自体は異常ではありません。きちんと動いていますので、ご安心ください。「2-2.起動が途中で止まる場合」で見分け方をご紹介していますので、参照してください。「真っ黒画面ではない異常」で起動しないこともありますので、あわせて紹介しています。

1-4.電源スイッチを押して反応するか

電源スイッチを押して起動しようとした場合、WindowsパソコンではBIOS関連の表示が、MacパソコンではAppleのロゴが表示された後、起動を開始します。

これらの表示がそもそもされない場合には、電力の供給に何らかの問題があると考えられます。

2.状態を確認したら原因を特定する

状態によって、いろいろ分かることがあります。でも、原因を即断するのは危険です。判断を間違えれば状態を悪化させるということもあるので注意しましょう。この段落で原因を特定し、次の段落で原因ごとの対処法を説明します。

2-1.パソコンの起動が完了している場合

2-1-1.画面表示変化の確認

パソコンの起動が完了している場合には、画面にさまざまな表示が行われます。まずはそういうことがないか、画面をすみずみまで確認しましょう。

Windowsパソコンの場合、画面の下部にあるタスクバーに注意表示が行われることがあります。注意がある場合は、クリックして何か画面が出てこないか確認してください。


Macの場合は、画面下のドックでアイコンがぴょんぴょん跳ねていることがあります。この場合もパソコンからお知らせがあるというサインですので、クリックしてお知らせを確認してください。

Macでの通知

この場合は「パソコンが入力を求めていたことについて、私たちが気付かなかったこと」が動かなくなった原因の可能性があります。

2-1-2.マウスポインターの動作確認

画面内に特別な表示が見あたらない場合、パソコンが本当に止まってしまっていることがあります。マウスを動かして「マウスポインター(マウスに連動する画面内の矢印)」が動くかどうかを確認してください。

マウスポインターが動作しない場合、何らかのトラブルが原因です。また、同じようにキーボードの動作も確認してましょう。Windowsパソコンであれば「Windowsキー」を押して、スタートメニューまたは、スタート画面が表示がされるかを確認してください。

Macの場合には、「Command ⌘」キーを押しながら「Tab」キーを押してみて、ウィンドウ画面が切り替わるかを確認します。

マウスが動作しないのにキーボードでは操作できる場合は、パソコンではなくマウスのトラブルです。これにはいくつかの対処方法があります。

マウスでもキーボードでも操作できない場合、マウスやキーボードといった入力装置に問題があるケースと「応答なし状態」や「フリーズ状態」という、コンピューター自体がストップしている場合があります。

2-1-3.システム時計の動作確認

マウスでもキーボードでも操作が受け付けられない「フリーズ状態」の場合、パソコンが完全に停止していることが考えられます。フリーズ状態になると、パソコンに表示されている「現在時刻」が止まるほか、パソコン本体にある「ハードディスクの動作ランプ」も明滅しなくなります。

ハードディスクの動作ランプ

逆に言えば、表示されている時刻が正しい場合にはパソコンは動いているといえます。この「応答なし状態」のときに、止まっている場合の対処を行うと、パソコンを壊しかねませんので注意が必要です。

Windowsの場合の時計表示

2-2.OSの起動が途中で止まる場合

パソコンの起動が途中で止まる場合、問題がない場合とある場合があります。

Windowsパソコンで起動中に真っ暗な画面がしばらく続く場合、多くは「何も問題はない」といえます。パソコン本体を見ると、ハードディスクの動作を示すランプがちかちか不規則に点滅しているはずです。場合によっては起動ができるまで辛抱強く待ちましょう。ただし、毎回起動時に真っ黒画面が続くようであれば異常が考えられますので、専門家にご相談ください。

一方で問題が発生している場合は、コンピューターはどんな異常が発生しているのかを利用者に知らせるようにできています。これには、画面が真っ青になって(ブルースクリーンといいます)英語で異常報告が行われる場合と、黒い画面に異常報告がおこなわれる場合があります。

これらの異常報告画面が表示されたときには、専門家でない限り、手出しはしない方がよいでしょう。可能ならば異常報告画面を記録しておき、メーカーやお店のサポートいった専門家に相談しましょう。

ブルースクリーンとブラックスクリーン

2-3.電源スイッチに反応がない場合

2-3-1.電源ケーブルの接続確認

電源スイッチを押しても反応がない場合には、電力供給に何らかの問題があると考えられます。一番多いケースは、電源ケーブルのゆるみ、ケーブル自体のいたみです。

まずは電源ケーブルのチェックを

2-3-2.タップなどへの電力供給

パソコン周りを長期間、変更や掃除をしていない場合には、コンセントや電力タップにゴミなどが詰まり、異常が起きることがあります。一度全部はずして、汚れやゴミがないかを確認しましょう。これで改善すれば、原因はコンセントとパソコン間の電源の問題です。

3.原因に応じて対処する

3-1.フリーズはしていない場合

これまでのチェックで「フリーズではない」場合の対処方法をご案内します。いくつかのケースにわかれていますので、ゆっくり操作してください。

3-1-1.ダイアログボックスなどの入力待機状態

パソコンが「入力待機」になっている状態の場合、タスクバーやドックから入力画面を呼び出して、入力すれば大丈夫です。書いてあることが難しくて、何を入力すればいいのか判断に迷う場合には、詳しい知人、メーカーやお店のサポートなどに相談しましょう。

文字入力中・インターネット閲覧中の場合は、いくつかの原因がありますが基本的な対処は同様で、それは「待つこと」です。

3-1-2.インターネット閲覧中の場合

インターネットを閲覧中に動かなくなった場合、いくつかのケースでやや対処が異なりますので、次に詳しく紹介します。

・通信速度の問題で画面表示が遅い場合

これはデータが届くまで待つしかありません。動画は特にデータ量が多いので、気長に待ちましょう。根本的な対処方法としては、より高速なインターネット回線にするなど、通信環境を改善することです。

回線速度が遅くて表示に時間がかかっている

・ソフトウェアのアップデートが累積している場合

Windows Update、App Storeのソフトウェアアップデート、Adobe製品のアップデート、Java Updateのような「更新」が累積していると、インターネットに接続したときにまとめてアップデートが実行され、画面表示がまったく追いつかなくなることがあります。

この場合も気長に待つことになります。また更新の際には、ハードディスクの動作ランプが激しく明滅しますので、判断のポイントになります。

根本的な対処方法として、パソコンをこれまでよりたくさん起動する、アップデート情報に敏感になるなどの意識が必要です。これらのソフトはインターネットで個別に「手動アップデート」をすることもできますので、これを利用するのもよいでしょう。

・ソフトの起動中に停止する場合

ソフトの起動中に停止する「バグ」の場合に、はユーザーにできることはあまりありません。ソフトメーカーが対処してアップデートしてくれるまで待つか、そのソフトの使用をしばらく見合わせましょう。ソフトをインストールしなおす方法もありますが、自信がない場合は専門家にお願いしましょう。

これは、開こうとしたデータに不具合があってソフトが停止する場合も同様です。無理にソフトを使用しない方がよいでしょう。

3-1-3.電源ケーブル、コンセントの異常

コンセントからケーブルを一度抜いて、表面に傷がないか、端子の接触部分に汚れやゴミがないかを確認して、挿し直して電源を入れます。

3-1-4.マウス、キーボードの異常

マウス・キーボードの異常では、まずマウスドライバーという「マウスを動かすためのソフト」の動作異常が考えられます。この場合は、本体からマウスを一度抜いて、もう一度挿し直せばなおることがあります。無線マウスの場合には小さな親機が本体にささっていますから、そちらを抜き差ししてみます。

また、ドライバーソフトが最新のものかどうかを確認しましょう。

ドライバソフトの更新

他の原因として、無線マウス・無線キーボードでは乾電池で動作していますから、電池切れで動かなくなることもあります。マウスやキーボードの電池交換をして動くかどうかを確認してみてください。

マウスやキーボードの電池を交換する

3-1-5.パソコンが応答しない状態の場合

応答なし状態の場合は、Windowsでは「Ctrlキー」と「Altキー」を押しながら「Deleteキー」を押すことで呼び出せる「タスクマネージャ」、Macでは、「Commandキー」と「Optionキー」を押しながら「Escキー」を押すことで呼び出せる「アプリケーションの強制終了」を使って、応答なしになっているアプリケーションを終了させることができます。

ただし、作業中のファイルが失われることがありますので注意しましょう。

Windowsのタスクマネージャー

Macの「アプリケーションの強制終了」

3-2.フリーズしている場合

フリーズの場合は、ほとんどの操作ができません。まずは電源スイッチを軽く押してパソコンが停止できるか試してみましょう。軽く押して停止できない場合は、電源スイッチを「パソコンが停止するまで押す(「電源ボタン長押し」と呼びます)」ことが必要になります。機種によっては「リセットボタン」があるものもあります。取扱説明を確認しておきましょう。

ただし、この操作をフリーズ以外で行うと、コンピューター自体に深刻なダメージをあたえる可能性があります。ハードディスクの動作ランプが完全に停止しているかを確認してから実行しましょう。また、メーカーやお店のサポートなど、プロにまかせるのもひとつの方法です。

3-3.電源供給以外で起動しない場合

ここまでのチェック、対処でもパソコンが動かない場合、ユーザーにできることはあまりありません。

これは「フリーズ」ではなく「起動しない」ということなので、メーカーに修理を依頼するか、買い換えを検討しましょう。いずれにしても、パソコンに保存してあったさまざまなデータは消去されてしまいますので、バックアップデータが重要になります。

とはいえ、パソコンは動かないのですから、最新のバックアップを取ることはできません。これまでにバックアップをとっておいたかどうかが頼りになります。普段からバックアップを習慣づけておきましょう。

バックアップについてはこちらの記事も参照してください。
大切なデータを復元!万が一に備えたPCのパックアップ方法

これはメーカーに修理を依頼する場合でも同様です。運良くデータが消去されなければよいのですが、それは期待しないようにしましょう。

4.最後に

OSの信頼性が上がり、以前ほどフリーズする事は無くなりましたが、それでもパソコンのフリーズは日常的な問題の一つです。

単なるフリーズなら最悪でも電源を落とすことにより解決するのですが、問題は故障によって起動しなくなった時です。

パソコンそのものを修理・買い替えするにしても「お金を出せば解決する」ので、深刻度の点ではまだそれほどではありません。

クラウド上にデータが残っておらず、そのパソコンだけにしか記録されていない「家族との思い出の写真」や「旧友や大事な顧客とやりとりした電子メール」などは、いくらお金を出しても二度と手に入れることができないものです。

大切なデータを失う悲しさは実際に経験しないとわからないものですが、そのような経験をされないよう、普段からデータのバックアップなどを考慮しておくと良いでしょう。

※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。

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